インプラントIMPLANT

当診療所のインプラント治療

インプラントとは

インプラントとは

インプラントはブリッジや入れ歯と同じく、歯を失った際に代わりとなる歯(人工歯)を補う治療法です。

チタン製の『人工歯根』をあごの骨の中に埋め込み、その上部に歯の代わりとなる『人工歯(上部構造)』を『アバットメント』という連結装置でつないでいきます。健康な歯を削ったり、残っている歯に負担をかけたりしないインプラントは、見た目や噛み心地も天然歯に近い状態まで再現できるのが特徴です。

インプラントとブリッジ・入れ歯との比較

それぞれの治療法の特徴
インプラント ブリッジ 入れ歯
あごの骨の中に人工歯根を埋め込み、人工歯をアバットメントで連結する 歯のない部位の両側に残っている歯を削り、被せもので人工歯を補う 歯のない部位の歯ぐきを床(しょう)で覆い、その上に人工歯を並べる
各治療法のメリット・デメリット
「インプラント」のメリット・デメリット
メリット

健康な歯を削らない
他の歯に余計な負担がかからない
違和感が少ない
被せ物の種類によっては、天然歯と同じようにできる

デメリット

外科手術が必要
保険が適用できない
治療期間がかかる

「ブリッジ」のメリット・デメリット
メリット

保険が適用できる
違和感が少なく、噛みやすい
自費のブリッジであれば、見た目もきれいにできる

デメリット

歯を削る必要がある
他の歯に維持力や噛む力などの負担がかかる
被せもののすき間に食べ物がはさまりやすい

「入れ歯」のメリット・デメリット
メリット

保険が適用できる
治療が簡単
治療期間が比較的短い
自費の入れ歯であれば、見た目や噛み心地もよくなる

デメリット

噛み切りにくい
違和感が強く、会話や食事に支障がでやすい
見た目が悪くなる場合がある

当診療所のインプラント治療

世界有数メーカー「アストラテック社」のインプラントシステム

世界有数メーカー「アストラテック社」のインプラントシステム

インプラントを取り扱うメーカーは世界中で200社以上にも及びます。当診療所では数あるインプラントメーカの中でも世界4大メーカーに名を連ねる、スェーデン・アストラテック社のインプラントを採用しています。

インプラントは患者様の体に埋め込まれるものである以上、確かな品質と安全性が保証されたものを選ばなければなりません。アストラテックインプラントは長く培われてきた臨床実績と、生体内における安定性が世界中で高く評価されています。

インプラントの埋入をデジタルシミュレーション

インプラントの埋入をデジタルシミュレーション

当診療所で正確で安全なインプラント治療を実現するために、インプラントシミュレーションソフト『シムプラント』を導入しています。
事前に撮影したCT画像を元に、インプラントの埋入位置や角度などをあらかじめデジタルシミュレーションすることで、より綿密な治療計画の立案が可能となります。またシミュレーションによって重要な組織(神経・血管など)までの距離も正確に測定できるため、術中に起こりえるトラブルも未然に回避することができます。

骨が少ない方への対応:GBR法

骨が少ない方への対応:GBR法

骨によって直接的な支持を受けるインプラントは、そのあごの骨に十分な厚みや幅が残っていることが適用の条件になります。しかしインプラントを希望される方の中には、歯周病などによって骨が大きく破壊され、十分な骨量を見込めない方も少なくありません。
当診療所ではそのようなケースに対し、インプラントの植立に必要な骨を確保する『GBR法(骨誘導再生療法』をおこなっております。

GBR法(骨誘導再生療法)とは

骨の厚みや幅が少ない部位に骨補てん材を補充し、その上を特殊な膜(メンブレン)で覆って新たな骨の再生をうながしていきます。骨補てん材のかわりに、患者様のお口の中から取り出した骨(自家骨)を使用する場合もあります。