歯がガタガタしている叢生（そうせい）や出っ歯、受け口などにお悩みではありませんか？歯並びや噛み合わせを整える矯正治療は、見た目だけでなく、お口全体の健康を守ることにもつながります。歯並びが悪いと、食べ物をしっかりかみ砕けない、歯みがきがしにくくむし歯や歯周病のリスクが高まるなどの問題が発生する可能性があります。矯正治療で歯並びを整え、一生使う大切な歯の健康を守りましょう。

口腔習癖をそのままにしておくと、せっかく矯正治療をしても、歯が元の位置に戻りやすくなってしまう可能性があります。そのため、矯正治療と並行してMFT（口腔筋機能療法）を行うことが重要です。
MFTでは、舌や唇、頬の筋肉を正しく使えるようにトレーニングを行い、お口周りのクセを改善していきます。

プレオルソ（マウスピース矯正）の特徴

• やわらかい素材
  子どもが嫌がるプラスチックなどではなく、ポリウレタンのやわらかい素材を使用。口にフィットし違和感や痛みも少ないことに加え、弾性があり壊れにくいです。
• 着けるのは家の中でだけ
  簡単に着け外しのできる装置で、着けるのは日中の1時間と就寝中のみ。可撤式であることで、口腔内を清潔に保つことができます。
• 舌を自動的に挙上
  着ければ自然と舌が持ち上がる構造により、機能改善効果が見込めます。プレオルソは着けるだけで機能改善を導くことができます。

拡大床

顎骨と歯列を拡大する装置です。
基本的に上下同時に装置をつけます。
スタンダードタイプとファン(扇形)タイプの2種類があります。上顎の前歯だけを広げたい場合はファンタイプを使用します。
補助弾線を付与することにより捻転の改善も可能です。
可徹式装置と言われ取り外し式の装置になります。口の中に入れている時間が長い方が効果を発揮し、1日20時間ほどの装着が必要です。

クワドヘリックス

上顎の歯列を拡大する装置です。
小児～大人まで使用可能な装置です。
下顎用をバイヘリックスといいます。
固定式の装置で、外すことは出来ません。

ツインブロック

下顎の劣成長を機能的に改善する装置です。
咬み合わせると下顎が前にズレるよう傾斜がついています。
成長の力を利用し、下顎の前方への成長を改善させることが可能です。
特に顕著な上顎前突の場合に検討される治療法で、劇的な改善が見られることがあります。
1日24時間の装着が必要です。
装着したまま食事も可能で、慣れると装置を外した時よりもよく噛めるようです。

ホールディングアーチ（NHA）

拡大終了時や、抜歯矯正の抜歯後に使用する固定式の装置です。
上顎の奥歯が前方に移動しないように留めておく為に使用します。ストッパーのような役割です。

ヘッドギア

小児矯正で奥歯の噛み合わせがずれてしまっている場合に修正する装置です。
骨格的な上顎前突の場合にヘッドギアを装着することにより上顎の成長を抑制出来ます。
奥歯の噛み合わせがずれていますと成人矯正の難易度がグッと上がりますので、あらかじめヘッドギアで奥歯の位置を修正することは大変重要です。
基本的に写真右側のハイプルヘッドギアを使用し、10～12歳の間に使用します。
元々成人矯正でも使用する装置でしたが、現在成人にはインプラントアンカーの使用が主流です。

「矯正治療は子どもの頃にするもの」と思っていませんか？大人の方でも、歯並びによる見た目のコンプレックスや、食事や発音がしにくいとお悩みの方は多くいらっしゃいます。
実は、矯正治療は、歯やあごの骨の状態が健康であれば、 年齢に関係なく始めることができます。歯並びが整うと、見た目が良くなるだけでなく、噛み合わせの改善やむし歯・歯周病の予防にもつながります。

住吉区の歯医者「フルカワ歯科診療所」は、住吉大社駅から徒歩1～2分の立地で18:30まで診療しています。お仕事などでお忙しい方にも通院いただけるようにサポートしていますのでご安心ください。「今さら遅いかな……」と迷っている方も、決して遅くはありません。丁寧にカウンセリングを行いますので、不安や疑問点がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。